京論壇2019ブログ

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議長紹介第一弾【文剛英】

こんにちは!今年度分科会議長を務めさせていただくことになりました、経済学部4年の文剛英(ぶん ごうえい)と申します。

 

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今回は自分なりの「京論壇とは何か」についてお話しさせていただきます。

 

京論壇は真の「立派な人」を養成する場です。

と言いますのも、先日本屋で見つけた児童文学の名著「君たちはどう生きるか」の中に、興味深い一節を見つけました。

 

主人公の中学二年生「コペル君」に対して「伯父さん」は次のように語りかけます。
『もしも君が、学校でこう教えられ、世間でもそれが立派なこととして通っているからといって、ただそれだけで、言われた通りに行動し、教えられた通りに生きていこうとするならば、—コペル君、いいか、−それじゃあ、君はいつまでたっても一人前の人間にはなれないんだ。(中略)肝心なことは、世間の目よりもなによりも、君自身がまず、人間の立派さがどこにあるか、それを本当に君の魂で知ることだ。
(中略)
そうでないと(中略)君はただ「立派そうに見える人」になるばかりで、本当に「立派な人」にはなれないでしまうだろう。世間には、他人の目に立派に見えるように、見えるようにと振舞っている人が、ずいぶんある。そういう人は自分がひとの目にどう映るかということを一番気にするようになって、本当の自分、ありのままの自分がどんなものかということを、つい、お留守にしてしまうものだ。僕は、君にそんな人になってもらいたくないと思う。』

 

京論壇では日中両国のトップ大学から集う優秀な仲間とともに、2週間ものあいだ、朝から晩までぶっ通しで、様々な社会問題について議論します。その中で、参加者一人一人が「君はどう思うのか」と問いかけられるのです。世間の常識に惑わされず、心の底から「立派」で「正しい」と思えるものを、自分の頭で考え抜き、見つけていく。言語化していく。(即ち自分の価値観を知るということ)それを達成するためにはどうすればいいのか本気で考える。そうしたプロセスの中で、のちに社会のリーダーとなっていく彼らがこれからの自分の人生、社会をどう「立派」なものにしていきたいかを考えるようになる。そんな「立派な人」になる素質を身につけていく。彼らをリーダーとして社会に輩出する団体、それが京論壇です。

 

昨年私は多文化共生分科会でヒーヒー言いながら必死に議論に食いつき、何度も自分の考えを問われ、自分の価値観を見つめ直し、意見を戦わせていきました。そうすることで少しは「立派な人」に近づけた気がしています。

夏休み2週間もかけて、自己と徹底的に向き合い内省し、他人と価値観を戦わせる経験は学生時代にしかできません。

みなさんの貴重な2週間をお借りして、議長としてこのような体験を提供できる場を作っていけたらと思います。
皆様のご応募お待ちしています。


最後までお読みいただきありがとうございました。

 

京論壇2019 分科会議長 経済学部4年 文剛英